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行ってみたも何も地元の図書館じゃねーか。

しかし、私にとっては日常である風景も、トコロ変わればなんとやら。個人的には特徴の無いふつーーーーの図書館なんだけど、私が普通に感じている、つまり「基準点としている」図書館について紹介記事書くのも一つ論考の助けにはなるだろう。

川口市について
人口57万を擁する埼玉県内でも屈指の都市であるが、埼玉県内比較なのでなんともはや。
元々川口は川口駅周辺の部分のみを指し示す地名だったのだが、少し北の青木とか、前川、戸塚、安行、新郷・・・・周辺自治体を吸収合併して巨大化したという経緯がある。川口で有名なものと言えば鋳物産業であり、鋳物産業を扱った吉永小百合の「キューポラのある町」を撮影してもろた関係で今でもキューポラのゆるキャラであるきゅぽらんというマスコットキャラがいる。ていうかキューポラという言葉は知ってても意外とキューポラそのものを見たことが無い人が多い感じ。(丁度私が引っ越してきた35年ぐらい前に、鋳物工場片っ端から潰してマンションにしたりしてんのよ・・・・)
鋳物で栄えた町だけど、最近は外環自動車道とか東北道、首都高とのアクセスの良さから物流拠点が割と多かったりする。また、近年庭を持つ家が少なくなってきたのと経営者の老齢化が問題ではあるが、植木に関しても「安行」地域のブランド力はそこそこ高い。
色々書いてはいるが、正直あまり目立たない街だと思う。観光の名所もないし、他地域からの流入人口多くて「地場の人間」少ないし。川口市は多くの人にとって「住んでいる場所」であって「遊びに行く場所」ではない。
残念だな!

川口市中央図書館について
元々川口市中央図書館は「割と駅から遠くて使いにくい」川口市役所のはす向かい、市民ホールだか何だかの脇にあった図書館である。もうこれが「ザ・古い図書館」って感じで大変手狭であの「図書館独特のかおり」がして、小学生とか中学生時代に使ったときは「うーん、年代物の図書館だねぇ」みたいな感じであった。
それがおじさん仕事にかまけている間にリニューアルし、駅前商業施設の中にかなり巨大化して収まったのである。(平成18年7月にオープン)
現在の中央図書館はJR川口駅とデッキで接続された商業施設「キュポラ」の5-6階にででーんと居座っている。
1Fにスーパー(マルエツ)、その上に商業施設が2フロア展開し、更に市民ホール、市役所の出張所、保育園、ついでにメディアセブンという会議室やワークショップできる部屋、映像や音楽の編集施設、パソコン貸し出し・・・・多機能施設が入居している。まぁ、なんだ。桶川の図書館のちょっと規模がでかいの想像しとくと間違いはない。

川口市中央図書館のフロア構成
5F入り口の右手にお子様向け書架など。その先には小説などの「文学関係」がででんと置いてある。誰からリクエストしたのかもしれないが、ドラゴンランスがハードカバーでドーン! とか、なかなか痛快な品ぞろえで驚かせてくれる。文庫の小説は意外と「規模の割に少ない」様に感じる。ある程度名の知れた本は入れているので不都合はないが・・・・
5Fの端っこの方に地域資料や議会資料。一応まじめな市なので都市計画はしっかり構築されており、過去のものを含めて都市計画関係書類はこちらで参照できる。
6Fは主にリファレンス的な利用を想定している。大体私は図書館関係棚の奥にある電源付き閲覧コーナーで本読みながらパソコンで内容メモってたりする。
つか、情報公開されてるんだから見ればいいじゃない!
特筆すべきネタでもない気はするが、川口市は外国人居住者が多いので、外国語書籍コーナーが存在する。私が見る限りまだまだ冊数は少ないが、台北とかでも日本語書籍見た時は少し嬉しかったしね。多分川口市内在住の外人さんにとっては嬉しいパートなのではないかと思う。

本棚とか
何故か図書館レポートするのに本棚の事を必ず書くというのも変な話だが、大部分の書架は150cmぐらいの低めの高さ、自然科学とかのレファレンスに使えるエリアの棚は少し背の高いものを利用しているが私の手が届かない・・・・なんて事はない。雑誌や新聞に関しては電動の棚(集密書架)で収納されており、勝手に使える閉架みたいな感じになってる。

中央図書館の良い所
立地的に産業道路の曲がり角に位置するので、夜間北側の大ウィンドから夜景を眺めると中々いい気分になれる。可能であればペルシャ猫を膝に乗せ、ブランデーグラスを傾けながら「ヤマトの諸君・・・・」とデスラー総統の真似をしてみたいところであるが、館内では蓋の出来る飲み物のみどこでも飲用可なのでブランデーグラスは持ち込めない。
喫茶店に関しては5Fに一応入り口分けた形で喫茶店が入ってる。すぐ上のメディアセブンの入り口にジュースの自販機あるし、そこのラウンジで弁当もつつける。それ以前の話として一応川口駅の駅前だから、飲食店は山ほどあるし、喫茶店だってなんぼでも選択できる。喫茶店併設ではないとかそういうのはそもそも利点でも欠点でもないのだ。
生活上の動線の「本当にすぐ脇」にあるので、別に集客とかしないで済んでいるのは「良い点」かもしれない。(JR川口駅の一日の利用者数は8万人程度である。JR東日本管内だと大体50~60位)
そもそもの人口が多いし、余り目立ってはいないが税収もそこそこあるし、故に奇策を用いずとも「普通にしてるだけ」で普通に利用者が増えてるのは大変に良い事かと思う。

延べ床面積6940㎡
蔵書冊数 56万5000冊(内、開架31万4000冊)
(ここまで中央館単館の数字)
2014年度図書館費 6億8287万円
内 資料費1億2797円
内 図書費8954万円
(ここは市の図書館関係予算)

一応貸し出しとかのカウンター業務やメディアセブンの運営は指定管理を一部導入済み。
武雄みたいに戯けた書架を導入せずとも31万冊の知・・・・いや、全部はゴーマンだから半分ぐらい知にしとこっかな・・・・・まぁいいや、市民の数とほぼ同数の56万の知に出会える図書館です。でもそう考えると少ないかもね(いや、分館が5つと移動図書館あるから! あーるーかーらー!)

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