例の「西畠氏の世界一のクリスマスツリー」関係だが、情熱大陸だかが流れる前に私見をまとめておこう。
ツイッターでも書いたが、私の求めるものは「こんなバカな事を2度も3度もやらせない」であり、今回の残念なイベントが「残念では無い結末」を迎えるのがベストではあるが、ベターな結末として「二度起こらない」が達成されるなら、それはそれで良い事だと考える。
最終的に今回の物語は西畠氏のプロモーションと目される訳だが、正直プロモーションとしては失敗だろう。そも、彼を売り出す「サブタイ」としてのワーディングはプラントハンターである。イベント企画側では無いのだが、結局ハンティングしたアイテムの現金化に失敗してんだよね。少なくとも2箇所に断られ、神戸ですらも「タダならいいよ」の塩対応。エゾシカのマネタイズに苦慮する本物のハンターを見るかのようじゃ…趣味でハンティングしてるなら構わんだろうが、飯のタネとしてハンティングしてるのに現金化できないとか如何なものであろうか?
結果として仕方なくハンターなのに自分の獲物を自分で現金化「せざるを得ない」状況になるのだが、これまたオーナメントが風で散逸するとか散々な状況。請われて持ってくるブローカー業がメインなのに施工やイベントの仕切りは無理ですわ。そら植物園のリクルートページ見ても所謂現場作業系技能や造園、エクステリア設計技能は求められてない。
つまり、そら植物園だかはこういうイベントを自力で遂行する能力ハナからないのね。共に働いてくれるプロがいて始めてなんとかなるのに、今回のイベントではそのプロの仕事が見えて来ない。つか、多分プロを知らないとかプロの仕事舐めてて助力断られてないか?
近々の彼らの施工実績見てると空間デザイン(笑)とか書いてあるんだけど、方向性として西畠清順および配下のスタッフは花の問屋やバイヤーの立場ではなく、より大きな売り上げや華やかさが手に入る表舞台への進出目指してテレビを利用しようとしたら「至らなさが全方向から発信される」という惨事になってしまったと。花宇からの解任事件も「ブローカーとしての業務の軽視」辺りに端を発しているのではなかろうか。
素人目に見ても、彼の得意とする巨木運搬とか「なんかイマイチ臭い」のは見て取れるし、ブローカー業軽視するなら「そら植物園要らなくね?」となるのは当然の話。ていうかそれやり続けてる花宇に頼むわな、常識的に考えて。
お仲間的なトコからの仕事はそれなりに入り続けると思うが、これからの新規開拓はかなり今回の一件で難しくなったのではあるまいか。主催側が大衆に向けて「嫌なら見るな」なんて放言するとか悪夢でしかない。誰がそんなん主催側に組み入れるというのか。
これだけバカが露呈してるのに情熱大陸だかで贔屓の引き倒しして「あれを素晴らしい仕事」として放映しようものなら、業界各所から嘲笑われるぐらいで済めば良いが、下手したら深刻に哀れむ感じになるかもしれない。もうこれトドメ刺して息の根止めに行く蛮行だよね。阪神淡路震災エリアで今後仕事できるんだろうか?
予想としては借金こさえてダメさを喧伝して、借金のカタとして安い値段でドサ回り…という未来予想図なのであるが、西畠くんはバカであるが故にバカを押し通して会社潰すんでないかなぁ、と。
20年で1億の赤字で済んだ親父に比べ、一回のイベントだけでそれ上回る借金こさえてんだからどちらがより無能かという話ではある。会社経営に必要なのはプラントハンター能力とかではなく経営の才能であり、プラントハンターなんてのはお飾りの部長課長肩書きで手下も抱えず自ら買い付けする程度が妥当だと思うのだが。